皮膚には毛孔のそばにある皮脂腺から皮脂が分泌されています。皮脂の分泌が増加した状態(脂漏状態)に細菌や真菌(カビ)が関与し、皮脂が刺激の強い遊離脂肪酸となり炎症を起こすのが脂漏性皮膚炎です。発生しやすいのは頭皮、鼻の周り、耳の後ろ、胸、わきの下などです。乳児の脂漏性皮膚炎は自然に治ることもありますが大人の場合は繰り返し発症し治療が必要となることが多いです。
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